コムラボ 所長の日記

伝わる文章研究所 コムラボ 365日のコンテンツ創りをアタリマエにします!

伝わる文章:漢字とかなを使い分けていますか?

こんにちは。
コムラボの青池ゆかりです。

今回も、
文章の曖昧さをなくす、という点に注目して、
「伝わる文章」への道を深めてまいりましょう。

現代人の多くは、仕事でもプライベートでも
パソコンやスマホで文字を書いていますね。


画像の説明


そのとき、わたしたちは
常に「漢字変換」という作業をしています。


過去に変換した文字はコンピュータが覚えているので、
スグにラクに変換できちゃいます。


が、そのラクなおかげで、
漢字とかなの使い分けが怪しくなってきています。


ここで、あなたの文章をチェック!


問題:

見つからないので係員に尋ねた所、

「調べて置きます」との事でした。


上の文章には3つ、直すべき箇所があります。
どこでしょう?  ヒントは「漢字」




では、謎解きをしていきますよ♪


まず、

漢字には必ず意味がある(表意文字

ということを覚えておいてください。


「所」  具体的な場所を示す名詞
「置く」  モノを置くという意味の動詞
「事」  具体的な事柄を示す名詞


たとえば、「尋ねた所」という表現は、
尋ねてみたら」といった意味で使われています。


場所を示す「所」の意味ではないので、「所」は×
かなの「ところ」を使うのが正解です。


同じように、「調べておく」、「とのことでした」
についても、漢字を使うべき意味を持たないことから、
ひらがな表記が正解ということになります。


答え:

見つからないので係員に尋ねたところ

「調べておきます」とのことでした。


これで、わかりやすく伝わる文章になりました。


漢字変換のとき、
ぜひ漢字とかなの使い分けを心がけてくださいね。


ではまた。

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