伝わる文章:漢字とかなを使い分けていますか?
こんにちは。
コムラボの青池ゆかりです。
今回も、
文章の曖昧さをなくす、という点に注目して、
「伝わる文章」への道を深めてまいりましょう。
現代人の多くは、仕事でもプライベートでも
パソコンやスマホで文字を書いていますね。
そのとき、わたしたちは
常に「漢字変換」という作業をしています。
過去に変換した文字はコンピュータが覚えているので、
スグにラクに変換できちゃいます。
が、そのラクなおかげで、
漢字とかなの使い分けが怪しくなってきています。
ここで、あなたの文章をチェック!
問題:
見つからないので係員に尋ねた所、
「調べて置きます」との事でした。
上の文章には3つ、直すべき箇所があります。
どこでしょう? ヒントは「漢字」
では、謎解きをしていきますよ♪
まず、
漢字には必ず意味がある(表意文字)
ということを覚えておいてください。
「所」 具体的な場所を示す名詞
「置く」 モノを置くという意味の動詞
「事」 具体的な事柄を示す名詞
たとえば、「尋ねた所」という表現は、
「尋ねてみたら」といった意味で使われています。
場所を示す「所」の意味ではないので、「所」は×。
かなの「ところ」を使うのが正解です。
同じように、「調べておく」、「とのことでした」
についても、漢字を使うべき意味を持たないことから、
ひらがな表記が正解ということになります。
答え:
見つからないので係員に尋ねたところ、
「調べておきます」とのことでした。
これで、わかりやすく伝わる文章になりました。
漢字変換のとき、
ぜひ漢字とかなの使い分けを心がけてくださいね。
ではまた。
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