伝わる文章:「れる」「られる」より、「する」
こんにちは。
コムラボの青池ゆかりです。
今回も、
文章の曖昧さをなくす、という点に注目して、
「伝わる文章」への道を深めてまいりましょう。
今日は能動と受動の表現についてお伝えします。
問題:
従業員は商品を丁寧に点検し、
問題の原因が把握されている。
どこがおかしいですか?
なんか、変、ですよね??
おかしいと感じたのは、
一つの文章のなかで、
能動態と受動態が混ざってしまっているからです。
問題の原因が把握されている
この部分だけ読むと、受け身形になっているので、
「誰が」把握しているのか、わかりません。
しかし、前半部分で主語が「従業員」とわかっているので、
問題の原因を把握しているのは従業員、ということになります。
答え:
従業員は商品を丁寧に点検し、
問題の原因を把握している。
受け身形でしか表現できない場合は別として、
伝えたいメッセージはなるべく能動態で書く
ことをお勧めします。
なぜなら、
能動態で書かれた文章は主語や目的語がはっきりしているので、
明確な意思として相手に伝わるからです。
「とされています」や「と思われます」といった、
「れる・られる」表現は、
明言を避けている、腰が引けている、
曖昧な印象を与えてしまうので、ご注意ください。
意思ははっきり言い切りましょう!
ではまた。
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