伝わる文章:上達のヒント 推量表現の使い分け
こんにちは。
コムラボの青池ゆかりです。
前回に引き続き、伝わる文章
「推量」の言葉の使い分けについてお伝えします。
今回は、それぞれ確実性の度合いが明確な
3つの言葉について確認していきましょう。
その3つとは、
「~かもしれない」、「~だろう」、「~のはずだ」
です。
1. 「~かもしれない」 = ひょっとすると~
「山田議員は、当選するかもしれない」
「かもしれない」は、英語で言えばmay+動詞ですね。
当選するしないの確率は五分五分かそれ以下、
といったニュアンスではないかと考えます。
2. 「~だろう」 = 何らかの根拠あり
「山田議員は、当選するだろう」
「~だろう」を使う場合は、選挙運動での感触や、
人気度や下馬評など、
何らかの根拠があっての言葉と考えられます。
とはいえ、信憑性はまだ低いです。
余談ですが、
「~らしい」も何らかの根拠に基づく言葉でしたね。
「~だろう」との違いは、
「~だろう」の方がより主観的な表現となります。
3. 「~はずだ」 = 「~に違いない」
「山田議員は、当選するはずだ」
「~はずだ」を使うのは、投票後の出口調査などで
「当確」のめどが立った時に言うニュアンスでしょうか。
ほぼ間違いなし、という意味合いですね。
「~かもしれない」、「~だろう」、「~のはずだ」
この3つの違いが明確になりましたか?
これらの違いを正しく使って、
メリハリのある文章にしていきましょうね♪
ではまた。
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