伝わる文章:「全然大丈夫」ってダイジョウブ?
こんにちは。
コムラボの青池ゆかりです。
変化の激しい今日この頃、
言葉の変化も早まっているような気がします。
特に話し言葉では、
新しい表現や流行語を好んで使いますね。
でも、正しいルールを知らないで、
誤用をそのまま書き言葉にするのはキケンです。
今日は表現のルールについて、少し考えてみましょう。
「未だに」、「全然」、「おそらく」、「まさか」…
これらの副詞には、それと呼応する表現に一定のルールがあります。
1. 「未だに」、「全然」 → 否定を伴う
未だに雨が降っている × → 未だに雨が止まない ○
「未だに~ない」
本来は否定を伴う言葉で受けるというルールになっています。
なぜなら、
「未」は「まだそうならない」という意味の文字だからです。
ちなみに、未だにを「今だに」と書く人がいますが、これは×
漢字の意味を考えればわかりますね。
また、上の例ですが、
「今なお雨が降っている」 ならOKです。
2. 「おそらく」、「きっと」 → 推量を伴う
おそらく問題解決に適していない × → 適していないだろう ○
「おそらく」や「きっと」は、「だろう」、「はずだ」など、
推量を表す言葉で受けるのが本来のルールです。
3. 「まさか」、「よもや」 → 否定の推量を伴う
まさかそうだった × → まさかそれはないだろう ○
「まさか」や「よもや」は、「まい」、「ないだろう」など、
否定の推量を表す言葉で受けるのが本来のルールです。
いかがでしたか?
言葉のルールに神経質になる必要はないと思いますが、
ルールを知っておくことは重要です。
ポイントとしては、
書いた文章を読んでみて、違和感があるかどうか確認する。
違和感のあった箇所を見て、
自分が意図する内容になっているか再考する。
これで大丈夫ならダイジョウブです!
ではまた。
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