伝わる文章:読点の使い方、知っていますか?
こんにちは。
コムラボの青池ゆかりです。
共感され、選ばれるためには、
わかりやすい伝わる文章を磨くことが重要です。
ところであなたは、
読点「、」はどんなときに使うか、ご存知ですか?
文を読んで息継ぎするところで打つ、 ですか?
もっともらしい答えなのですが、
これは間違い。
読点は、主に文の内容をグループ分けするために使います。
関連の深い語句をまとめ、
関連の浅い語句を切り離すためです。
たった一つの「、」なのですが、これが意外と難しい。
たとえば……
1. 愛想はよいが、裏表のある人は嫌われる。
2. 愛想はよいが裏表のある人は、嫌われる。
上の1.と2.の読点の使い方、
どちらが正しいと思いますか?
正解は、2.です。
1.の文章では、
A「愛想のよい人」と B「裏表のある人」を、
その間に読点「、」を打つことによって
区別してしまっています。
が、この文章で最も伝えたいことは、
「○○な人は嫌われる」ということです。
「○○な人」とは、つまりA かつ B ですから、
AとBは区別せず、ひとかたまりにすべき。
したがって、区切る場所は、
A+Bと「嫌われる」の間 となります。
いかがでしたか?
読点「、」を使うべきところについて、
何となくわかっていただけたでしょうか?
英語のカンマもそうですが、
たった一つの「点」が重要な働きをします。
次回も読点の使い方についてお伝えします。
お楽しみに♪
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